「好き」と「知識」を月5万円に変えるSNS収益化講座

ツール
  1. 第1章:迷いを断ち切るジャンル選定の基本
    1. はじめに
    2. ステップ1:自分の「得意・好き・興味」を棚卸しする
      1. 【具体的なやり方】
      2. 【アドバイス】
    3. ステップ2:「売れる市場」の特徴を理解する
      1. 【売れやすいジャンルの例】
      2. 【確認すべきポイント】
      3. 【アドバイス】
    4. ステップ3:「やりたい×売れる」の交差点を見つける
      1. 【交差点を見つけるための手順】
      2. 【例】
      3. 【アドバイス】
    5. まとめ
  2. 第2章:需要を“見える化”するリサーチツールの使い方
    1. はじめに
    2. ステップ1:リサーチツールの基本構成を理解する
    3. ステップ2:Excelで設定する項目一覧
    4. ステップ3:Pythonスクリプトの実行手順
      1. A. Excelのボタンから実行(VBA連携)
    5. ステップ4:出力されたリサーチ結果の読み方
      1. 【注目すべきポイント】
    6. ステップ5:データから「売れる要素」を抽出する
      1. 【さらに一歩踏み込むなら】
    7. ステップ6:気になった記事を深堀りしてメモする
    8. まとめ
  3. 第3章:リサーチ結果を企画に落とし込む方法
    1. はじめに
    2. ステップ1:リサーチ結果の共通点を抽出する
      1. 【やること】
      2. 【見るべき項目】
      3. 【具体例】
    3. ステップ2:自分の経験と共通点をつなげる
      1. 【やること】
      2. 【重要ポイント】
      3. 【チェックリスト】
    4. ステップ3:テーマを「悩み→未来」で言語化する
      1. 【企画の軸を作る公式】
      2. 【例】
    5. ステップ4:競合と被らない切り口を考える
      1. 【差別化ポイントの例】
      2. 【アドバイス】
    6. ステップ5:記事構成をざっくり作ってみる
    7. まとめ
  4. 第4章:コンテンツを作る前に!競合を研究して勝てる型を見つける
    1. はじめに
    2. ステップ1:リサーチデータから競合を分類する
      1. 【やること】
      2. 【分類の例】
      3. 【ポイント】
    3. ステップ2:「タイトル」と「構成」の型を抽出する
      1. 【タイトル分析の視点】
      2. 【構成分析の視点】
    4. ステップ3:レビューやコメント欄を活用して“刺さるポイント”を見抜く
      1. 【注目する点】
      2. 【使い方】
    5. ステップ4:「違い」を意識した設計に変える
      1. 【差別化アイデア】
      2. 【事例】
    6. ステップ5:自分だけの「勝てる型」を見つける
      1. 【テンプレートの例】
    7. まとめ
  5. 第6章:X配信で爆発的に広げる!ツイート設計&配信ツール活用法
    1. はじめに
    2. ステップ1:Xの拡散ロジックを理解する
      1. 【重要】
    3. ステップ2:競合のバズツイートを分析する
      1. 【手順】
      2. 【ツールを使った自動化(例)】
    4. ステップ3:AIで切り口を変えてリライトする
      1. 【リライト手順】
      2. 【投稿例】
    5. ステップ4:投稿設計「共感→気づき→行動」の流れを作る
      1. 【構成例】
    6. ステップ5:投稿の効率化と予約管理
      1. 【使用するツール例】
      2. 【使い方概要】
      3. 【アドバイス】
    7. まとめ
  6. 第7章:販売戦略とバックエンド導線の設計術
    1. はじめに
    2. ステップ1:販売ページの設計(セールスライティングの基本)
      1. 【セールスページに入れるべき構成】
      2. 【アドバイス】
    3. ステップ2:購入者の満足度を高めるアフターフォロー
      1. 【アフターフォロー例】
      2. 【理由】
    4. ステップ3:バックエンド商品の設計
      1. 【バックエンド商品例】
      2. 【設計のポイント】
    5. ステップ4:販売後の導線をシステム化する
      1. 【導線設計例】
      2. 【ツール例】
    6. ステップ5:口コミと拡散を仕掛けるテクニック
      1. 【活用例】
      2. 【注意点】
    7. まとめ
  7. 第8章:成果を伸ばし続けるための仕組みと習慣化
    1. はじめに
    2. ステップ1:PDCAで改善を回すクセをつける
      1. 【PDCAとは】
      2. 【実践例】
    3. ステップ2:週1回の振り返りでリズムを作る
      1. 【週1回のチェック項目】
      2. 【継続のコツ】
    4. ステップ3:ルーティン化とタスク管理術
      1. 【おすすめの週間ルーティン例】
      2. 【タスク管理ツール例】
    5. ステップ4:燃え尽きない「小さな成果」の積み上げ方
      1. 【習慣化の秘訣】
    6. ステップ5:1ヶ月後、3ヶ月後に再設計する
      1. 【定期レビューでチェックすること】
    7. まとめ

第1章:迷いを断ち切るジャンル選定の基本

はじめに

副業としてNoteやBrainで情報発信を始めるとき、多くの人が最初にぶつかる壁は「何をテーマに書けばいいのかわからない」という悩みです。

ただ、ここで最初の選択を間違えてしまうと、どれだけ投稿を頑張っても結果につながらず、続かないどころか自己否定にまでつながってしまうこともあります。

この章では、あなたが「自分のやりたいこと」と「市場のニーズ」を両立させた“売れるジャンル”を見つけるための具体的なステップと、配信活動の正しい始め方について解説していきます。


ステップ1:自分の「得意・好き・興味」を棚卸しする

まずは、あなた自身の中にある知識や経験、関心を洗い出しましょう。

【具体的なやり方】

  • 紙またはExcelなどを用意し、以下の項目ごとに書き出します:
    • 仕事で経験してきたこと(業界・職種・成果など)
    • 人からよく相談されること
    • 自分が好きで長く続けてきた趣味・習慣
    • 熱中した経験(学生時代でも可)
    • 過去に悩み、克服したこと(ダイエット、恋愛、転職、借金など)
    • 自分がよく検索してしまうテーマ

ここでは「うまく話せるか」よりも、「とにかく量を出す」ことを意識してください。

【アドバイス】

・書き出してみて意外と何もない…と感じたら、「過去の自分が悩んでいたこと」を思い出してみましょう。それこそが、他人に刺さる可能性が高い宝です。

・最初はコンプレックスこそ武器になります。上手くいった話より「失敗→学び→成功」の流れが、共感されやすく価値になります。


ステップ2:「売れる市場」の特徴を理解する

リサーチをしていく中で分かることですが、NoteやBrainでは”自己満足の記事”は売れません。 売れるのは、”人の悩みを解決できる記事”です。

【売れやすいジャンルの例】

  • 副業・マネタイズ(せどり、SNS活用、アフィリエイトなど)
  • 心理・恋愛・人間関係(復縁、恋愛術、メンタルケア)
  • 教育・スキル(英語、プログラミング、資格試験対策)
  • 美容・健康(ダイエット、筋トレ、肌トラブル、体調管理)
  • ライフスタイル(ミニマリズム、断捨離、資産形成)

【確認すべきポイント】

  • そのジャンルで実際に売れている記事があるか?
  • その記事はどんな悩みに答えているか?
  • 読者はどんな未来を求めているか?

【アドバイス】

・最初は“自分が書きたいこと”よりも“売れているジャンルの中で自分が書けること”を選ぶのが鉄則です。

・Noteを始めたばかりの段階で有料記事をいきなり出しても、「この人誰?」状態では買われにくいです。まずは無料記事やツイートで「どんな経験がある人なのか」「どんな情報をくれるのか」を伝えることが先です。


ステップ3:「やりたい×売れる」の交差点を見つける

いよいよ、ステップ1で出した自分の資産と、ステップ2で調べた“売れる市場”を照らし合わせる段階です。

【交差点を見つけるための手順】

  1. 売れている記事を3〜5つピックアップする
  2. その中から、自分にも語れる・実践できる要素があるものを選ぶ
  3. 「過去の自分」に向けてアドバイスできそうなジャンルかを確認する

【例】

  • 売れている記事:「副業×X(旧Twitter)で月5万円稼ぐ方法」
  • 自分の経験:「1年かけてXでフォロワーを3000人まで伸ばした経験がある」
  • 発信する内容:「初心者が月1万円稼ぐまでにやるべき準備・投稿・習慣の作り方」

【アドバイス】

・「自分よりすごい人がいるから発信できない」と思わなくてOK。むしろ初心者の悩みに寄り添えるのは“ちょっと前のあなた”です。

・最初は売れなくて当たり前。でも「誰かの役に立つ記事」を出すことで、共感と信用が積み重なり、購入につながっていきます。


まとめ

ジャンル選定は「やりたいことをどう売れる形に変換するか」のスタート地点です。

あなたの経験や好きなことは、必ず誰かにとって価値ある情報です。 まずは需要を見つけ、その中であなたの発信の軸を育てていきましょう。

焦らず、「まずは無料で信用を積み上げる→徐々に有料化」へと段階を踏むことが成功の秘訣です。

次章では、選んだジャンルの需要や市場規模を“ツールを使って見える化”していく方法を解説します。

 

 

第2章:需要を“見える化”するリサーチツールの使い方

はじめに

ジャンルを決めたあと、次にすべきことは「そのジャンルに本当に需要があるのか?」を確かめることです。ここを曖昧にしたまま進めてしまうと、「書いても売れない」「誰にも読まれない」という苦い結果になりかねません。

この章では、Note/Brain/Tipsを対象としたExcel+Pythonで構築したリサーチツールを使って、実際にどれほどのニーズがあるのか、どういう記事が売れているのかを“見える化”する方法を、手順と共にわかりやすく解説します。


ステップ1:リサーチツールの基本構成を理解する

リサーチツールは、以下の3つで構成されています:

  • Excel(設定シート)
  • Pythonスクリプト(Seleniumによる自動ブラウズ&抽出)
  • 出力ファイル(リサーチ結果がまとまったExcel)

このツールは、検索キーワードや並び順、価格帯などをExcelで指定し、指定された条件に合致するNote/Brain/Tipsの人気記事情報を自動で収集・一覧化してくれるものです。


ステップ2:Excelで設定する項目一覧

Excelの「設定」シートで次の項目を入力します:

  • B2:検索キーワード(例:副業、X運用、復縁など)
  • C3:並び順(人気、新着など)
  • C4:取得件数(10〜200件)
  • C5:ログ出力の有無(ON/OFF)
  • C6:ブラウザ表示(ON/OFF)
  • C7:スクレイピング対象(Note、Brain、Tipsなど)

※Noteリサーチツールに5、6項目はありません。
これらを指定したら、VBAからスクリプトを実行します。(スタートボタンを押す)


ステップ3:Pythonスクリプトの実行手順

A. Excelのボタンから実行(VBA連携)

  1. Excelを開く
  2. キーワードにリサーチしたい文字を入力
  3. 新着順や取得数などを設定する
  4. 「開始」ボタンをクリック
  5. バッチが起動し、自動でブラウザが立ち上がりスクレイピング開始

※保存処理が済むまで(ブラウザや黒い画面が消えるまで)お待ちください。
1~2分かかる場合もございます。


ステップ4:出力されたリサーチ結果の読み方

取得される主な情報は以下の通りです:

  • タイトル
  • カバー画像
  • カテゴリ
  • 投稿日
  • 作者
  • 価格
  • 販売実績(購入数)
  • スキ(いいね)数
  • コメント数
  • 報酬率
  • 記事URL

【注目すべきポイント】

  • タイトルの型(数字やベネフィットが含まれているか)
  • 投稿のタイミング(平日/休日、朝夜など)
  • 売れている価格帯(無料〜1000円前後が主流)
  • スキ数とコメントのバランス(共感されているか)

ステップ5:データから「売れる要素」を抽出する

以下の視点で表を並び替えたりフィルターをかけたりして分析します:

  • スキ数が多い=共感
  • コメント数が多い=悩みに刺さっている
  • 購入数が多い=ニーズが高い

【さらに一歩踏み込むなら】

  • タイトルに使われている「キーワード」を抜き出す
  • 売れている記事の「構成」(導入→問題提起→解決→行動)を真似る

このあたりのデータは、次章の「コンテンツ企画」に直結します。


ステップ6:気になった記事を深堀りしてメモする

気になる記事や売れているタイトルを見つけたら:

  • 実際に記事を開いて「リード文〜有料部分の前」までを確認
  • スクショやコピペで残す
  • 自分に書けそうな構成のものは、そのまま「参考構成」として保管

まとめ

「売れるジャンルかどうか」は、勘ではなく“データで判断する”時代です。

自分が選んだジャンルの中に、

  • どれだけの需要があるのか
  • どんな表現が刺さっているのか
  • 価格帯はいくらがベストなのか

これらを“見える化”することで、今後作るコンテンツの成功確率は一気に高まります。

次章では、こうして得たリサーチ結果をどう「自分の企画」に落とし込み、どんな構成でNoteを書けば売れるのかを解説していきます。

 

 

第3章:リサーチ結果を企画に落とし込む方法

はじめに

ジャンルが決まり、リサーチツールによって需要や売れているパターンが見えてきたら、いよいよ「あなたの商品=NoteやBrainの記事」の企画に入っていきます。

この章では、リサーチで得たデータをどのように企画へと落とし込み、自分だけの切り口で「売れる商品」に変えていくかを解説していきます。


ステップ1:リサーチ結果の共通点を抽出する

【やること】

  1. リサーチ結果を見て、売れている記事を10以上ピックアップする
  2. それぞれの共通点を洗い出す

【見るべき項目】

  • タイトルに含まれる言葉(数字・ベネフィット・悩みキーワード)
  • 価格帯(無料〜1000円)
  • リード文で使われている問いかけやストーリー
  • 本文構成(導入→失敗談→解決法→未来)

【具体例】

  • 例1:共通して「3日でできる」「初心者向け」といった時短・簡単系のワードが入っている
  • 例2:リード文で「こんな悩みありませんか?」と問いかけている

こうした要素を集めておくことで、後に構成を考えるときの「テンプレート」が手に入ります。


ステップ2:自分の経験と共通点をつなげる

【やること】

  1. ピックアップした記事に似た経験が自分にないか探す
  2. 「初心者に教えられる立場か?」を考える

【重要ポイント】

  • あなた自身が“完璧な専門家”である必要はありません。
  • 少し前に悩んでいた自分に教えるように書くことで、共感が得られます。

【チェックリスト】

  • 自分がその悩みを経験したことがあるか?
  • それを解決したプロセスを説明できるか?
  • 同じようなことで悩む人がいそうか?

ステップ3:テーマを「悩み→未来」で言語化する

【企画の軸を作る公式】

「◯◯な悩みを抱えた人が、△△な未来を得られるようにするための記事」

【例】

  • 「副業で何をしていいか分からない初心者が、SNSを使って月1万円を稼げるようになるための記事」
  • 「仕事がつらいけど辞められない会社員が、自分の強みを見つけて副業に活かす方法」

このように、読者の“今の悩み”から“得たい未来”までの道筋を描くことで、刺さる記事になります。


ステップ4:競合と被らない切り口を考える

【差別化ポイントの例】

  • 同じテーマでも「男性向け」「主婦向け」などペルソナを限定する
  • あえて失敗談や裏側の苦労もさらけ出す
  • 自分だけの「ストーリー(背景やきっかけ)」を交える

【アドバイス】

「上手くまとめる」よりも「リアルな体験を語る」ほうが刺さります。


ステップ5:記事構成をざっくり作ってみる

構成は、以下のようなフレームをベースに考えると作りやすいです:

  1. リード文(共感・問いかけ・問題提起)
  2. 過去の自分の悩みや体験(背景)
  3. どうやってその問題を乗り越えたか(解決法)
  4. 実践ステップや具体例(読者が真似できる形)
  5. 得られた変化と今(未来)
  6. 行動を促す(まとめ・次のアクション)

これで企画が完成すれば、あとは執筆に入るだけです。


まとめ

リサーチデータを集めたら、それを「自分にしか語れない形」に変換することが、売れる記事を作る最大のコツです。

企画は「悩みと未来をつなげること」

自分の体験と、読者の求める変化をどう結びつけるか。

それが明確にできれば、商品設計としてのNoteは8割完成したも同然です。

次章では、実際のNote記事をどう書いていくか、無料部分と有料部分をどう切り分けるかを解説します。

 

 

 

第4章:コンテンツを作る前に!競合を研究して勝てる型を見つける

はじめに

記事の企画が固まり、「これを書こう!」と決めたその瞬間、もう一歩だけ踏み込んでやっておきたいのが「競合の研究」です。

なぜなら、同じようなテーマで既に書かれている記事が存在している以上、読者はその中から「最も自分に刺さるもの」を選ぶからです。

この章では、売れている記事の“型”を分析し、自分のNoteを埋もれさせないための工夫と差別化ポイントの見つけ方を解説します。


ステップ1:リサーチデータから競合を分類する

まずは、前章で使ったリサーチツールの出力データを活用します。

【やること】

  1. 販売件数が多い記事を5〜10個ピックアップ
  2. それぞれの特徴から「タイプ別」に分類していきます

【分類の例】

  • 初心者向けか、上級者向けか?
  • 経験談ベースか、ノウハウ集か?
  • 実績・証拠重視か、共感・物語重視か?

【ポイント】

分類することで、「どのポジションがすでに強く埋まっているか」が見えてきます。そこから“空いている席”を探すのです。


ステップ2:「タイトル」と「構成」の型を抽出する

売れている記事には、共通する型があります。

【タイトル分析の視点】

  • 数字を入れているか?(例:7選、3ヶ月で)
  • ベネフィットが入っているか?(例:月5万稼げる)
  • ターゲットが明確か?(例:初心者、主婦、30代)
  • ネガティブワードで共感を引いているか?(例:失敗、後悔)

【構成分析の視点】

  • ストーリー型(自分の体験→学び→提案)
  • HOWTO型(ステップ形式で解説)
  • Q&A型(疑問→回答→補足)

ステップ3:レビューやコメント欄を活用して“刺さるポイント”を見抜く

売れている記事の「コメント欄」「レビュー」「スキ数の多い部分」は、読者が何に価値を感じたかを知るヒントです。

【注目する点】

  • どの言葉や内容に共感しているか?
  • どんな未来を期待して買っているか?
  • 逆に「不満」や「改善点」を述べている箇所はないか?

【使い方】

気になったレビューやコメントはメモにまとめ、

  • 自分の記事で必ず触れる
  • 逆に見落とされているテーマなら、差別化として使う

ステップ4:「違い」を意識した設計に変える

競合が強くても、「別の角度」や「ターゲットの絞り方」で差別化は可能です。

【差別化アイデア】

  • 初心者向けが多ければ「その一歩先」に向けた内容にする
  • 主婦向けが多ければ「男性会社員向け」に絞る
  • HOWTO記事が多ければ「体験ストーリー重視」にする

【事例】

  • 競合:「X運用でフォロワー1000人達成する方法」
  • 自分:「フォロワー300人で月3万円稼いだ方法(ミニマム戦略)」

このように“別の価値軸”を提示することで、しっかりと差別化できます。


ステップ5:自分だけの「勝てる型」を見つける

競合分析を通じて、自分のNoteの「構成テンプレート」も見えてきます。

【テンプレートの例】

  1. 読者の悩みへの問いかけ(共感)
  2. 自分の過去の経験(同じ悩み)
  3. 試したこと(失敗や気づき)
  4. 解決法と実践ステップ
  5. まとめとベネフィット再提示

この型を持つことで、記事を書くスピードも安定性もアップします。


まとめ

競合分析は、「売れる型を盗む」だけでなく、「自分だけのポジション」を築くための重要なステップです。

たとえ同じジャンルでも、切り口を変えれば“あなたにしか語れない情報”になります。

次章では、こうして準備した企画をどのように記事として書き上げ、有料販売につなげていくかを解説していきます。

 

 

 

第6章:X配信で爆発的に広げる!ツイート設計&配信ツール活用法

はじめに

いくら良いNoteを書いても、誰にも見つけてもらえなければ売れません。そこで活用したいのが「X(旧Twitter)」です。

SNSは、無料で発信できる最強の広告媒体です。この章では、Xのアルゴリズムを理解し、投稿が自然に拡散される仕組みを作り上げる方法、そして配信ツールを使って効率的に運用する手順を解説していきます。


ステップ1:Xの拡散ロジックを理解する

ツイートが拡散される基本的な流れは以下の5ステップです:

  1. 自分のフォロワーの一部に表示される(10〜30%)
  2. リアクション(いいね・リポスト・リプライ)が付く
  3. エンゲージメント率が高いと判断され、他のフォロワーにも広がる
  4. リアクションしたユーザーのフォロワーにも拡散
  5. フォロー外にまで広がる(検索やおすすめ欄など)

【重要】

  • フォロワー数よりも「インプレッション(表示回数)」が指標
  • 新しいアカウントであっても、インプが3倍以上あるツイートは優秀

ステップ2:競合のバズツイートを分析する

まずは、自分の参入ジャンルでインプレッションの高いツイートを探します。

【手順】

  1. Xの検索機能を使い、ジャンルごとのキーワードで検索(例:副業、恋愛、英語学習)
  2. 投稿者のフォロワー数とインプレッション数をチェック
  3. フォロワー数の3倍以上のインプレッションが出ているツイートを収集
  4. 1日何ツイートしているか、投稿時間帯も記録

【ツールを使った自動化(例)】

  • 「ついすぽ」で、検索結果から該当ツイートを抽出
  • スプレッドシートに蓄積し、いいね順やインプ順で並び替え

ステップ3:AIで切り口を変えてリライトする

バズツイートは参考になりますが、そのまま真似るのはNGです。

【リライト手順】

  1. バズったツイートをAIに貼り付ける
  2. 以下のプロンプトを入力:

以下のツイートがバズった理由を考えてください。その理由を基に切り口を変えてさらにバズるようにリライトしてください。

  1. AIが提案した新しい文章を自分の口調に整える

【投稿例】

  • バズ例:

副業やってる人の95%が失敗する理由。それは〇〇

  • リライト:

副業が続かない本当の原因。99%の人が見落としているのはこれ


ステップ4:投稿設計「共感→気づき→行動」の流れを作る

ツイートもNoteと同様に「読者を動かす構成」が大切です。

【構成例】

  1. 共感を呼ぶ導入(例:やる気が出ない朝ありませんか?)
  2. 気づきを与える内容(例:原因は〇〇でした)
  3. 興味を引く切り口(例:私はこうして改善しました)
  4. 行動を促す一言(例:同じ悩みがある人は保存推奨)

ステップ5:投稿の効率化と予約管理

リライトが終わったツイートは、配信ツールに登録していきましょう。

【使用するツール例】

  • Google Apps Script(GAS)+スプレッドシートの配信ツール
    • 「ツイート予定」「設定」など複数シートで管理
    • 60分ごとの定期配信、ランダム配信、ループ設定対応

【使い方概要】

  1. スプレッドシートにツイート内容と予定時間を記入
  2. GASのトリガー設定で配信自動化
  3. 投稿後は「成功/失敗」ログと背景色で管理

【アドバイス】

  • ライバルの配信時間を参考に最初は2日分を目安に予約投稿を作成
  • 配信時間帯は、朝(7〜9時)、昼(12時前後)、夜(19〜22時)が基本
  • 成功パターンを記録して、投稿精度を上げていく

まとめ

SNSで拡散されるために必要なのは「投稿の量」ではなく「分析と改善の質」です。

本章で紹介したリサーチ → リライト → 配信の流れをルーティン化することで、あなたのNoteの認知は着実に広がります。

次章では、いよいよ販売戦略とバックエンドへの導線構築について深掘りしていきます。

 

 

第7章:販売戦略とバックエンド導線の設計術

はじめに

NoteやBrainなどで記事を売る際、多くの人は「販売する=1回限りで終わり」と考えがちですが、実は購入の瞬間は“関係の始まり”です。

この章では、売上を最大化するための「販売戦略」、そして一度買ってくれた読者と継続的な信頼関係を築く「バックエンド導線」の作り方を丁寧に解説していきます。


ステップ1:販売ページの設計(セールスライティングの基本)

読者が「買う理由」を作るためには、感情と論理の両面に訴える必要があります。

【セールスページに入れるべき構成】

  1. 共感:「こんな悩みありませんか?」
  2. ベネフィット提示:「この記事を読むことで、こうなれます」
  3. ストーリー:「実は私も同じ悩みを抱えていました」
  4. 実績・信頼:「これまでに〇〇人が体験/結果が出ました」
  5. 価格提示と納得材料:「〇〇円でこの内容が手に入ります」
  6. 限定性や特典提示:「〇月〇日まで/特典付き」
  7. 行動促進:「今すぐ購入してください」

【アドバイス】

  • タイトル・導入文に8割の力を注ぐ
  • 「知識」ではなく「変化の未来」を伝える

変化の未来とは分かりやすく言うと「ビフォーアフター」です。

ライザップのCMはとても分かりやすいですね。


ステップ2:購入者の満足度を高めるアフターフォロー

買って終わりではなく、買った人に「買ってよかった」と思ってもらえる設計が重要です。

【アフターフォロー例】

  • 購入者限定の追加PDFを送付
  • 限定LINEグループに招待
  • 質問受付・相談窓口を設置
  • バージョンアップの無料提供

【理由】

  • 再購入率アップ
  • レビュー・口コミに繋がる
  • 顧客ロイヤルティの向上

ステップ3:バックエンド商品の設計

1回目の購入で「価値ある人」と認識してもらえたら、次はより深い商品やサービスへ誘導します。

【バックエンド商品例】

  • 有料noteの続編・応用版
  • 動画講座やテンプレート集
  • 個別コンサル/添削サービス
  • コミュニティ参加権

【設計のポイント】

  • 初回商品の内容と自然につながる構成にする
  • 「その後どうすればいいのか?」という疑問に答える内容に
  • 最初から売るのではなく、後日紹介(関係構築優先)

ステップ4:販売後の導線をシステム化する

一度商品を購入したユーザーとの関係を継続的に保つには、仕組み化が必要です。

【導線設計例】

  1. 有料Note内で「LINE登録」の導線を設ける
  2. 自動返信で「特典PDF」や追加ノウハウを配布
  3. ステップ配信でバックエンド商品へ誘導
  4. さらにファン化→リピーター化へ

【ツール例】

  • LINE公式アカウント + ステップ配信機能
  • メール配信スタンド(Steply、MyASP など)

ステップ5:口コミと拡散を仕掛けるテクニック

販売戦略において、外せないのが「口コミ」設計です。

【活用例】

  • 「感想を書いてくれたら特典プレゼント」
  • 「引用RTで紹介してくれたら割引提供」
  • 「SNSで紹介されているスクショを記事内に掲載」

【注意点】

  • 特典は内容と価値に見合ったものに
  • 無理な紹介依頼は逆効果になるので丁寧に

まとめ

販売はゴールではなく、関係性のスタートです。

商品を買ってくれた読者に「信頼」「感動」「価値」を届けることで、あなた自身のファンになり、再購入・紹介・拡散といった連鎖が生まれます。

次章では、これまでの活動を振り返り、検証・改善・アップデートを繰り返すための「仕組み化」について解説していきます。

 

 

第8章:成果を伸ばし続けるための仕組みと習慣化

はじめに

ここまでで、ジャンル選定、コンテンツ企画、配信設計、販売戦略といった一連の流れを習得してきました。しかし、オンラインビジネスで継続して成果を出すには、「仕組み化」と「習慣化」が必要不可欠です。

この章では、行動を継続し、成果を再現性のあるものにしていくための「運用ループ」と「改善サイクル」について解説します。


ステップ1:PDCAで改善を回すクセをつける

【PDCAとは】

  • P(Plan):仮説を立てる、企画を作る
  • D(Do):実行する、投稿・販売を行う
  • C(Check):結果を検証する(インプレッション、CV率など)
  • A(Act):改善して次のアクションへ反映

【実践例】

  • Xの投稿で共感が取れたパターンは次回も踏襲
  • Noteの購入率が低かったら、タイトルや無料部分を見直す
  • 購入後の離脱率が高ければ、フォロー設計を強化する

ステップ2:週1回の振り返りでリズムを作る

毎日走り続けるだけでは、いつか疲弊してしまいます。

【週1回のチェック項目】

  • 今週のX投稿:何本投稿し、何が伸びたか?
  • Noteの売上・アクセス数:何が影響したか?
  • フォロワー増減と傾向
  • 次週改善する点と、新たに試したい施策

【継続のコツ】

  • GoogleカレンダーやNotionで「振り返り日」を固定化
  • 振り返りを習慣にすると、焦らず進捗を確認できる

ステップ3:ルーティン化とタスク管理術

【おすすめの週間ルーティン例】

  • 月曜:リサーチ・分析
  • 火曜:企画・タイトル設計
  • 水曜〜金曜:X投稿+Note執筆
  • 土曜:販売準備・導線整備
  • 日曜:振り返り・改善

【タスク管理ツール例】

  • Googleカレンダー(予定管理)
  • Notion/Trello(進捗とアイデアの可視化)
  • ChatGPT/AIアシスタント(構成相談・文章修正)

ステップ4:燃え尽きない「小さな成果」の積み上げ方

継続の最大の敵は、「結果が出ない焦り」と「他人との比較」です。

【習慣化の秘訣】

  • 数字より「行動の継続回数」を評価する(例:毎週3投稿×1ヶ月継続)
  • SNSで他人を見て焦ったら、過去の自分との比較に戻る
  • 小さな成果(フォロワー10人増、リプ1件など)を自分で称賛する

ステップ5:1ヶ月後、3ヶ月後に再設計する

一定期間が経ったら、「全体設計」の見直しも必要です。

【定期レビューでチェックすること】

  • ジャンルの需要は変わっていないか?
  • 今の投稿は自分の理想像に近づいているか?
  • 新しい市場や流行に乗れる余地はあるか?
  • バックエンド商品の成約率や導線は有効か?

まとめ

成果が出る人と出ない人の最大の違いは、「やりきった数」ではなく「改善してきた回数」です。

計画を立てて実行し、振り返って改善し、また試す。この“地味なサイクル”を楽しめる人こそが、長く稼ぎ続けることができます。

 

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